エコ・コラム
こんにちは、千葉県環境生活部循環型社会推進課です。
毎日、暑い日が続いています。この時期、冷たい飲み物が欠かせないですね。また、会社や地域の暑気払いや納涼会など宴会が多くなります。今回は、「ちばマイボトル・マイカップ推進エコスタイル(ちばマイボトルエコ)」と「ちば食べきりエコスタイル(ちば食べエコ)」についてお知らせします。
ちばマイボトルエコ
千葉県では、ごみを減らし、資源を大切にするライフスタイルを進めるため「ちばマイボトル・マイカップ推進エコスタイル(ちばマイボトルエコ)」を提案しています。「ちばマイボトルエコ」では使い捨て容器に替えて、繰り返し使えるマイボトルやマイカップの利用の呼びかけや、本取組に御協力いただける事業者の募集を行っています。
協力事業者のお店でマイボトルを利用すると、割引料金で飲み物を購入することができる場合もあるので、地球環境だけでなく、お財布にも優しい取り組みです。詳しくは下のURLを御覧ください。
https://www.pref.chiba.lg.jp/shigen/3r/mybottle/jigyosya.html
最近は水出し珈琲や紅茶も、手軽に美味しく作れるようになり、マイボトルなら、いつでもどこでも飲めるので、熱中症対策にもつながります。
一石二鳥の「ちばマイボトルエコ」。この夏、取り組んでみてはいかがでしょうか。
ちば食べエコ
「食品ロス」削減の一環として、千葉県や九都県市等では「食べきり運動」を推奨していますが、この「食品ロス」とは、食品廃棄物のうち、まだ食べられるのに捨てられている食品のことです。
農林水産省の資料(平成27年度推計)によると、国内の食品由来の廃棄物量は年間約2,842万トン、そのうち「食品ロス」は約646万トン発生しているそうです。これは、国民一人当たり年間で約50kgも捨てていることになります。
同様に「外食産業は食品ロスの発生量が多く、特に宴会の食べ残しは食品提供量の14.2%となっている。」と書かれていますが、これは7皿のうち1皿が食べられるのに捨てられていることに相当します。
千葉県では食品ごみを削減するため「ちば食べきりエコスタイル(ちば食べエコ)」推進キャラクターとしてノコサーヌを定め、ハーフサイズの活用や宴会時の食べるための時間の確保など、食べきりのための啓発活動を行っています。
ごみを出さないためだけでなく、おいしい料理を作ってくださった方のため、暑い夏を乗りきるため、是非食べきりましょう。
「ちば食べエコ」キャラクター
ノコサーヌ