エコ・コラム

第32回 飲食店における食品ロス削減の取組~彩の国エコぐるめ協力店~
カテゴリー:埼玉県

こんにちは、埼玉県資源循環推進課です。

今回は、埼玉県が推進する飲食店における食品ロス削減の取組を紹介します。

 

平成26年度に実施した県政世論調査では、外食時の食品ロスを減らすためにどのようなことが効果的かという問いに対し、「同じメニューでも量やサイズを選べるようにする」(75.6%)が最も高く、次いで、「お客の責任で食べ残しを持ち帰ることができるようにする」(45.5%)、「注文しすぎないよう、こまめな注文を推奨する」(22.5%)などという結果が出ています。

 

「外食における食品ロス削減のために効果的だと思うこと」

平成26年度埼玉県県政世論調査(平成26年7月実施)

平成26年度埼玉県政世論調査(平成26年7月実施)

 

埼玉県では、小盛りメニューの設定や宴会等における食べきりの呼びかけなど、食品ロスを削減する取組を実施している飲食店や食品小売店等を「彩の国エコぐるめ協力店」として登録しています。

彩の国エコぐるめ協力店ステッカー

彩の国エコぐるめ協力店ステッカー

 

今年度は、株式会社ハイデイ日高や株式会社大戸屋といった飲食チェーン店に登録をいただき、彩の国エコぐるめ協力店の登録店舗数は400店舗を越えました。

 

飲食店における食べ残しの削減には、利用者の適量注文と食べきりが重要です。平成30年度には、この九都県市廃棄物問題検討委員会で、域内住民と訪日外国人にも食べきりを呼びかける多言語ポスターを作成しました。

作成したポスターは彩の国エコぐるめ協力店にも掲載を依頼し、飲食店からも食べきりの普及を行っています。

食品ロス削減啓発多言語ポスター

食品ロス削減啓発多言語ポスター

 

埼玉県では、今後も小盛りメニューなどに対応する店舗の拡大をとおして利用者の適量注文と食べきりを促進し、飲食店や食品小売店等で発生する食品ロスの削減に取り組んでいきます。

カテゴリー一覧

ページトップへ戻る