エコ・コラム

第65回 クリーン活動の拡大等について
カテゴリー:神奈川県

こんにちは。神奈川県環境農政局環境部資源循環推進課です。

今回は、本県で取り組んでいる、ドローンを用いた「スカイパトロール」の取組をご紹介します。
海洋プラスチックごみの多くが河川から海に流出したものと言われており、河川から海に流れ出る前に早期に発見、回収する必要があります。

 

【県の取組】
本県では、令和2年1月から、従来の自動車での不法投棄パトロールに加えて、県職員が小型ドローンを使用して上空からプラスチックごみを発見する「スカイパトロール」の試行事業を開始しました。
また、令和2年12月には、より飛行可能時間が長く、風にも強い大型ドローンを導入し、本格実施に移行しました。パトロール区域も、開始当初の相模川と中津川の2河川から、金目川、水無川、酒匂川を追加して計5河川に拡大し、令和2年度の活動実績は、5河川の合計で延べ76回となっています。
加えて、令和3年7月には、新たに「音声発信機能付きドローン」を導入し、夏季休暇期間中の海岸や河川利用者が特に多く集まる相模川、中津川などで、海水浴客やバーベキュー利用者などに、直接ごみの持ち帰りを呼びかける取組を始めました。
スカイパトロールで発見したプラスチックごみ等は、河川などの管理者に引き継ぐとともに、今後も、行楽シーズンを中心に、海岸、河川利用者へのごみ持ち帰りの呼び掛けも継続していきます。

 

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