エコ・コラム
こんにちは。神奈川県環境農政局環境部資源循環推進課です。
海洋汚染が世界規模で大きな社会問題となっている中、神奈川県では、
持続可能な社会を目指すSDGsの実現に向けた取組の一つとして、2018年9月に「かながわプラごみゼロ宣言」を発表しました。
「かながわプラごみゼロ宣言」とは
プラスチック製ストローやレジ袋の利用廃止・回収などの取組を、市町村や企業、県民とともに広げていくことで、2030年までのできるだけ早期に、
リサイクルされない、廃棄されるプラごみゼロ(※)を目指すものです。
(※)リサイクルされない、廃棄されるプラごみゼロを目指すものであり、プラスチックを「使わない」ということではありません。
神奈川県ではこれまでにも、「レジ袋の削減」についての取組などを進めてきましたが、今後は、これまでの取組をさらに充実させていきます。
一人ひとりができることから始めてみよう。
持続可能な社会の実現に向けては、一人ひとりの取組の環(わ)を広げていくことが重要です。
神奈川県では、「トライ!マイエコ10宣言《プラごみゼロ宣言バージョン》」として、プラスチックによる海洋汚染を防ぐため、16のメニューの中から自分ができそうなことを10個選んで実践していただく取組を進めています。
メニューは、「マイバッグを持参し、レジ袋はもらわない」、「プラごみはルールに従って、分別して出す」など、
身近なところから取り組めるものから、「自分がどのくらいプラごみを出しているか」など、自らのライフスタイルを見直すきっかけとなるものまで、
幅広い内容となっています。
(参考)持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)
2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な世界を実現するための開発目標です。
2030年を年限とする17のゴールと169のターゲットで構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。