エコ・コラム
第88回 3R推進講演会「海のプラごみと陸の取組」を開催しました
カテゴリー:川崎市
川崎市環境局減量推進課です。
川崎市では、市民の3Rに関する意識の醸成、市の廃棄物行政に関する市民の理解を深めることを目的として、ごみの減量・リサイクルをテーマとした「3R推進講演会」を毎年開催しています。
第42回目となる今年度の講演は、10月12日(木)川崎市高津市民館で開催しました。
行政報告① 「川崎市の脱炭素化の取組について」
脱炭素戦略推進室から、危機的な気候変動や市域の温室効果ガス排出量の状況、川崎市地球温暖化対策推進条例の改正概要等について説明を行いました。
行政報告②「川崎市環境総合研究所におけるマイクロプラスチックの取組について」
環境総合研究所から、海洋プラスチック問題の概要や市内沿岸部で実施した調査の結果報告、研究成果を踏まえた普及啓発、今後の取組等の説明を行いました。
講演「冒険写真家が語る 海のプラごみと陸の取組」
海洋プラスチック問題に焦点を当て、冒険写真家の豊田直之氏(NPO法人 海の森・山の森事務局 理事長)をお招きし、講演いただきました。
豊田様が実際に潜って撮影した写真を通して、いま海の中で起きていることを身近に感じるとともに、私達ができることを改めて考える機会となりました。例えば、プラ代用品を使用する等、プラスチックの排出量を減らしていく取組(レコプラダイエット)、楽しく行う清掃活動(プラゴミバスターズ)など、ユニークな取組についても教えていただきました。