エコ・コラム

第17回 防災と一緒に考えよう~備蓄食品の「もったいない」
カテゴリー:全般

こんにちは、東京都環境局資源循環推進部です。

今回は、防災備蓄食品の有効活用について、ご紹介します。

東京都環境局は、これまで賞味期限を迎えた後廃棄されることが多かった防災備蓄食品を有効活用することにより、食品ロスの発生を防ぐとともに、防災意識の向上にも資する取組を進めています。

 

平成28年度は、民間団体と連携し、賞味期限の近づいたアルファ化米を社会福祉施設等に提供するとともに、賞味期限を過ぎた防災備蓄食品を飼料等にリサイクルすることで、約32万食を有効活用できました。

また、約35万食の防災備蓄用クラッカー及びアルファ化米を、都民の方や地域の団体に直接配布することで、合計約67万食を有効活用できました。

 

都民への配布の様子        クラッカー写真

(都民への配布の様子)                (都民へ配布した防災備蓄用クラッカー)

 

今月8日には、立川市の立川地域防災センターにて平成30年1月に賞味期限を迎える乾パンを無料配布しました。多くの方にお越しいただき、約13万食の防災備蓄食品を有効活用することができました。

今年度は、東日本大震災から5年を経て、昨年度を大きく上回る約100万食が更新時期を迎えています。東京都環境局は、昨年度に引き続き、都内の防災備蓄食品の有効活用に資する仕組みの構築に向けて、取り組んでいきます。

 

 

≪お問い合わせ先≫

東京都環境局資源循環推進部計画課

電話 03-5388-3577

FAX 03-5388-1381

Mail S0000635@section.metro.tokyo.jp

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