第３話　３Ｒのおさらい

　３Ｒの３つのＲは覚えましたか？
　リデュース（ごみそのものを減らすこと）・リユース（何回もくり返し使うこと）・リサイクル（新しい製品（せいひん）の原料（げんりょう）に作りかえること）のことでしたね。その中でもリデュースやリユースが環境（かんきょう）にやさしいことを前回お話ししました。
　「なるべくレジ袋をもらわないこと」や「何度も使える水とうやお弁当箱を使うこと」などをご紹介（しょうかい）しましたが、この他にもリデュースやリユースにあてはまる工夫（くふう）がたくさんあります。では何からはじめれば良いのでしょうか？

　それはみなさんの生活によってそれぞれ違います。例えば、学校で給食が出るからお弁当を持っていかない人もいれば、毎日お弁当を持っていく学校の人もいるでしょう。
　ただ１つだけ、だれにでも共通（きょうつう）して言える一番大切なことがあります。それは、「もったいない」と思う心を持つことです。
　なんでもすぐに捨ててしまうのではなくて、この「もったいない」と思う心を持って、生活を見直してみましょう。自然と３Ｒが身について、みなさんの周りから出るごみの量は減ってくると思います。

　ここまで３回に分けて、なぜごみを減らさなくてはいけないのか、ごみを減らすために大切なことは何かをお話してきました。
　「ものを買おうかな」、「ものを捨（す）てようかな」と思った時に、ここで学んだことを思い出してみてください。君の行動、君の選択（せんたく）の１つひとつが地球を救（すく）う手助けになるかもしれませんよ。