第2話 ごみを減(へ)らすアイコトバ「3R(スリーアール)」

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ごみを減(へ)らすアイコトバ「3R(スリーアール)」

 第1話では、どれくらいのごみが出ていて、なぜごみを減らしていかなくてはいけないのかをお話しました。今度は、ごみを減らすためのアイコトバ「3R」について、紹介(しょうかい)します。
 3Rとは、ごみを減らすための3つの方法、リデュース・リユース・リサイクルを英語で書いた時の頭文字(かしらもじ)をまとめた言葉です。

ごみを減(へ)らすアイコトバ「3R(スリーアール)」

 リデュースは、「ごみそのものを減らすこと」(例えばなるべくレジ袋をもらわないなど)、リユースは、「何回もくり返し使うこと」(使い捨てのものを使わず、何度も使える水とうやお弁当箱を使うなど)、リサイクルは、「新しい製品(せいひん)に作りかえること」(例えば集められた新聞紙をトイレットペーパーの材料(ざいりょう)にすることなど)です。

3Rのヒミツ

 3Rは、リデュース(ごみそのものを減らすこと)・リユース(何回もくり返し使うこと)・リサイクル(新しい製品(せいひん)に作りかえること)でしたね。さて、この順番(じゅんばん)にはヒミツがあります。それはなんだと思いますか?
 実は、リデュース・リユース・リサイクルは、環境(かんきょう)にやさしいといわれる順番で並(なら)んでいるのです。

【どっちの方が、環境にやさしいかな?】

3Rのヒミツ1
3Rのヒミツ2

 リサイクルするためには、作りかえるためにたくさんの人の手やエネルギーが必要です。
ということは、リサイクルするよりも何回もくり返し使うこと(リユース)、さらにはごみそのものを減らすために、必要ないものをつくらないこと(リデュース)の方が環境に良いのです。
 もちろんリサイクルをするための分別は大事。でも、それよりも前に「本当に必要なものか」「捨てる前に他に使い道がないか」を考えることは、もっと大事なのです。

クイズに答えてみよう。

第1問 3Rは次のどの3つの言葉の頭文字をまとめた言葉でしょうか?
  •  リス、リュック、リンドウ
  •  リデュース、リユース、リサイクル
  •  リンゴジュース、リブロース、リサイタル


第2問 「3R」の中でも一番環境にやさしいといわれているのは次のうちどれでしょう?
  •  リデュース(ごみそのものを減らすこと)
  •  リユース(何回もくり返し使うこと)
  •  リサイクル(新しい製品に作りかえること)


第3問 普段できる「3R」で正しいのは次のうちどれでしょう?
  •  ごみは分別しないでまとめて捨てる。
  •  古いおもちゃは捨ててどんどん新しいおもちゃを買う。
  •  着られなくなった洋服を、兄弟や近所の小さい子に着てもらう。


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