不法投棄撲滅宣言

不法投棄撲滅宣言

　我が国の社会経済活動の拡大により、国民の生活が物質的に豊かになった一方で、大量生産・大量消費・大量廃棄の社会システムが、廃棄物に関する様々な問題を惹き起こしている。七都県市の域内外で悪質な不法投棄が後を絶たず、地域住民の安全な生活環境を脅かしていることは、とりわけ深刻な問題である。
　七都県市では、これまでも不法投棄対策に力を尽くしてきたところであるが、今後も、これまで以上に相互の連携を深め、広域的な監視活動を強化するとともに、改めて排出事業者責任の徹底を広く社会に訴え、地域と一体となって不法投棄を許さない社会の実現を目指していく。
　以上、宣言する。

平成14年11月13日
七都県市首脳会議

座長　埼玉県知事　　土屋　義彦
　　　千葉県知事　　堂本　暁子
　　　東京都知事　　石原　慎太郎
　　　神奈川県知事　岡崎　洋
　　　横浜市長　　　中田　宏
　　　川崎市長　　　阿部　孝夫
　　　千葉市長　　　鶴岡　啓一